雑多な演劇オタの独り言

好きな映画と好きな本と好きな舞台を好きなだけ

映画「パズル」ネタバレ⚠️ 感想

どうでも良いのですが昔映画評論の仕事をやっていましたNANAです。映画評論ってつまらないものはつまらないって言うくせに面白い所褒めないんですよね

前置きはこれぐらいにして今回見た映画は、パズルです。3本ほど映画を見たあとに見ました

とりあえずデスゲームとかこうハラハラする物が見たくてこちら見ました

 

f:id:hana_16n2100032:20170607024936j:image

huluかU-NEXTで見たので予告編一切見てません!

監督が「先生を流産させる会」の方だったので後味の悪さは、覚悟してました

あらすじは

超有名進学校の特進クラスが武装集団に占拠された。犯人グループの要求は、“48時間以内に校舎内に隠された2,000ピースのパズルを探し出せ。さもなければ自分たちの担任、安田を殺す”というものだった。今、究極の死のゲームが始まる。

こんな感じです

野村周平くんが出てるので試しに見てみたんですが

「うっわ....後味悪.....」が感想でした

 

 

ここからネタバレあります

まず主人公の湯浅がトイレの個室に篭っているのですが、男子が優しく呼びかけたり先生が来たりイジメられてる様ではなくオブジェの最後のピースをはめるシーンでは、目が見えないのかな?と思ったりもしかして足りない子?みたいな疑問がありましたが終盤で普通の少年という事が明らかになり変わってる奴なんだ...と言う裏切られた感がありました

でもパズルを探させて殺すと言うアイディアが狂気じみてて好きでした

 

太陽モチーフのお面も場違いで薄気味悪くて最高でした

中村さんの復讐のためにゲームをやってるんですが女性なら共感できる復讐内容でした

流石にグロは、大丈夫でもスプラッターが無理なんで靭帯??アキレス腱をペンチの鋭利なやつでブチっと切るシーンでは「やめてくれええええ」って感じでした

また中村さんが湯浅と出会ってどんどん狂ってくのが人間らしくて大好きです。

最後に何故湯浅は、飛び降りたのに中村さんは飛び降りなかったのかと言う疑問はあるのですが原作があるので読んでみようと思います

エンディングで中村さんが曲に合わせて狂ったように踊るのが個人的に好きです

血塗れの制服で壊れた人形みたいに踊るのが気味悪くて最高でした

あまり人におすすめだよ!と言えない映画ですが結構面白かったです

ただここまで大掛かりな事を親子でやるのは無理だろ...的な疑問も残ります

一言で言うと

「血がブシャーってなって内蔵とか出てきてなんか凄い映画」

以上です

 

腐女子鬱

かれこれ長い事腐女子をやって居るんですが、まあ映画とかでも×ますよね??

代表的といえば

「モーリス」「トム・アット・ザ・ファーム」「あぶない刑事」「太陽と月に背いて」「キルユアダーリン」「ムウ」

あげると限りがないんですが腐女子がBLにホモに出来ない物もあると気が付きまして

例えば

まほろ駅前シリーズ」こちら小説原作 「宝石商リチャードシリーズ」こちら小説

最近この「宝石商リチャード」を読んでて改めて思ったんですがBL出来ないBLが居るって言う

凄い分かりにくい表現ですよね 例えば公式にBLっぽい雰囲気があってもこの2人は友人じゃないと話が成立しないって言う事なんです

まほろシリーズ」こちら松田龍平瑛太さんがEDで仲睦まじくじゃれてたりもう腐女子としては、完璧にデキてるです、でもデキてちゃダメなんです。お互い薄暗い過去があり傷を舐めあって生きてるそれだけでホモなんですよ

距離感も行天に何も言えずそのまま居候させる多田も もうホモなんですよ

でもこれふたりがデキてると話が成立しないんです。女性がちゃんと話に入ってきて当て馬じゃなくてしっかり本編に絡むんですよね

「宝石商リチャード」もそう

正義には、好きな人がいてその人のお陰で話が成立する部分をあって

でも正義はリチャードを愛してるだの綺麗だの言う ここだけだとホモなんですよ公式CPですよ

でも話読む事にカップリング出来なくなる そんなクソみたいな状況が腐女子鬱で

きっと愛=性的な意味を伴う

じゃ無くて母親を愛してるとか親友を愛してるとかそういう愛で男同士でもその愛が生まれてでもその愛を性的な意味を伴うにしてはダメなBLがあるんです、あるのですよ

もう「宝石商リチャード」読み終わった頃には最新刊ですっげえ公式から色々貰えるんですよ

でもBLに出来ないホモに出来ないこのモヤモヤそう腐女子鬱が大変な事になっていて

腐女子やってるとこういう弊害でると学んだんで腐女子鬱にズブズブハマって行こうと思います

映画 「帝一の國」感想⚠️ネタバレ有

どうもnanaです

結構前ですが帝一の國を見てきました。

公開する事は、去年の冬あたりから「菅田将暉褌姿!」的な報道で知っていました。

原作読んだことがなくてですね原作者様の名前を聞いたら ああ!ライチの方!!! みたいな感じで即原作購入に踏み切りました、でその後舞台もやってると知り舞台では、帝一役だった方が今回生徒会長で好きなバンド「クリープハイプ」さんが主題歌「イト」を歌うことを知って即見に行きましたよ パンフも買いました

f:id:hana_16n2100032:20170524191406j:plain

もうビジュアルの再現率になんもいえねぇ状態で

氷室押しなんですがまあ良くも忠実に!ありがとうございます

ここからネタバレ含みます


まず帝一の大鷹との勝負のテスト採点で大笑いです笑 後日談で菅田将暉が酸欠になっていた話をニュースでみてすげぇなって感じでした

そして神々しい光の中氷室先輩の靴を帝一が舐めるシーンでも笑いがおこり、怒涛の笑いの連続 ここで原作読んでる方は、夏合宿ないじゃん!!!みたいになったと思うのですがスピンオフ帝一の國で「今年の夏合宿は、中止になった」と会長が森園さんに言っているシーンがあるので無理やり納得

そして急なシリアス 帝一の父親が捕まり「僕は誰にも邪魔されずピアノが弾きたかったんだ」 もうなんでしょうこの言葉で私の涙腺がぶち壊れまして、壊れていく氷室さんと帝一の過去 それぞれうまい具合の演技や再現度なのでボロッボロに泣いて笑ってます

マイムマイムのシーンも大笑いしながら氷室先輩の事を考えてボロ泣き 多分あの劇場であそこまで泣いてたの私だけです。

生徒会長選 駒に裏切られ自殺未遂を計る氷室、知ってるんですよ??死なないって でもまぁ泣いて その後担架で運ばれる菊間のアドリブに笑い

帝一 大鷹 菊間 の3人の選挙になり、投票結果も原作と違うのですが、尺を考えるとあれから二年生を新たに登場させ美美子の事を語ると前編 後編別けなきゃの長さなので上手く終わらせたなと関心、若干モヤモヤしましたがラストの「イト」を踊る美美子に癒され嗚咽を漏らしながら劇場を去った変な人になりまして

パンフを開封 ちょっと豪華にスゴロクもあったのですが1冊しか買ってないためサイコロを切り取れずに遊びました。私が見た時はまだ宣伝で海帝高校の校歌がYouTubeに載っていなくてどんな歌か思い出せませんでした笑

その後も360℃動画で褌太鼓のシーンが公開されたり大盤振る舞いでした

ここで野村君が菊間をやってるのを初めて知って、すっごい顔も演技も変わる子だなぁと思い 森園先輩の千葉くんひたすら可愛かったです。氷室先輩の間宮祥太朗君最後に見たのがライチのジャイボだったのでイメージ変わりすぎな もうすごい子で

今の若手俳優使ってこの再現率ならこれ映画化して間違いなかったんじゃないか?と言う感想でした

妥当だったとかよくやったでは無く成功だったと思える実写映画でした

作風で顔芸もあるのですが皆忠実でとにかくエキストラ多くお金掛けてるなぁと言う印象

本来原作に無いシーンも尺を考え追加されてて良かったです

凄い良かったんですが

あれ生徒会長にならないと話になんないじゃないですか、でも帝一は、ならずにトップに立つとここで原作ファン凄い疑問を覚えます。後氷室先輩に手紙を渡さず以外にあっさり寝返る帝一や父上の背中の刺青が喋るのではないとか凄い気になったんですよ

感度しながら まあ刺青と手紙は、もう尺で諦めたんですが、最後納得が出来ずと言う気持ちを引きずってたんですが帝一がまた上を目指す宣言で「あれ??まってこの帝一ならなんかやれるんじゃないか」みたいな変な安堵感がありました笑

原作ファン的には前編 後編できっちり再現して欲しかったのですが見るならあのぐらいの尺がちょうどいいかな〜と

DVDではメイキング楽しみですね。座談会とかでも凄く楽しそうだったので

あの迫力は、ちょっとスクリーンで見た方が楽しいので2回目行ってみたいと思います。

ぜひね 原作知らなくても楽しめるんで見てください

ピンクとグレー 感想⚠️ネタバレあり

凄く遅ればせながら「ピンクとグレー」見ました
菅田将暉さんが好きでもう菅田将暉さんが出てる物で見てないのはこれだ!とレンタルで、借りて観ました

f:id:hana_16n2100032:20170523042809j:plain

これです、これこれ

正直言うと私はジャニーズが好きではない方で、こういうと言うと夜道がこわいな.....

加藤シゲアキさんがジャニーズで本を書いてること自体知らなかったんですよね。映画公開するぞ!っというニュースを聞くまでは

「ラスト62分貴方は騙される」

小説は、好きで読む方なんですが今回は原作未読で映画を見ました

いやぁ、言葉通り騙されましたよ

今日仕事なのに4時まで見てました。

凄いなぁと思ったポイントは

・原作者主演ではない

・実に巧妙な騙し方(原作未読の方のみ)

・映像美

これですね、最初は信じて疑いませんでしたよ、ちょこちょこふたりが喧嘩してると思ってたらお芝居の練習で、とかあれ?これは現実なのかな?違うのかな?と言う点もありましたがまさかもう亡くなって居たなんて

主演の方もジャニーズとは思えない演技力でした、最後狂っていくとこやごっちの幻?に話しかけるところなど。でも脇に付いてる役者さんが上手いので少し力不足かなと、もっといい役者になってくれと思いました

菅田将暉は、実はチャラ男でゲスいやつだった。ここも騙されました綺麗に だって映画の中だと思わなかったもん

死体の足を掴んで大号泣その場でカットがかかって撮影終了ここからどうなるのか、本当に飽きずに見れました

笑いながら殴られて、大号泣して、青春の爽やかな学生を演じ、最後には主人公に何をしたいかわからないが噛ませ役

どんだけ約幅が広いんだと 突っ込みたくもなりますよ

ピンクとグレーってタイトルもいいですよね

ピンクはきっと華やかな私たちが見ている画面の向こう側

そしてグレーはその人たちの裏側

でもそれだけじゃなくてどんなに親しい人のグレーな奥の部分って知らないじゃないですか?自分だって人には絶対言わない何かがあってそこもグレーなんだなと思いました。

ごっちは何がしたかったのか

「あの遺書を選ばなければよかったね」

「僕は死にたい人間で君は生きたい人間」

「他人の事なんてわからないよ」

謎のセリフが多いですねきっと原作読めば少しはわかると思うんですが

なぜそんな遺書をしかも6枚書いたのか?これが大きな謎です

憎んでた?自分と同じ目に合わせたかった?全部違うと思うんですよね。だって彼は芸能界が辛い訳では無かったから


死にたい人間と生きたい人間は、もうそのままです、自分の死をいつか何日に死ぬのか決めている人間と決めていない人間


他人の事なんてわからないよもそうですねだってあんなに仲が良かったのに彼が24で死ぬことを知らなかった、グレーな部分を知らなかった そういう事なんだろうなぁっていう解釈です

話は変わりますけど、ジッポとキャバクラのライター交換するシーンが好きなんです。有難く貰えないから交換しようって言い出す人間性とかあの雰囲気とか

実は私も芸能界関係で仕事させて貰ってます、少し

だから主人公の葛藤が凄く共感できて

菅田将暉のあの演技で胸が張り裂けそうで身を切る思いで見ていました

もう朝なんで書きなぐりですけど結論は

原作読んでないやつは見た方がいいぞ!とジャニーズ馬鹿にして申し訳ない、凄いじゃないですか.....と原作買います!!!と一つの映画でここまで約幅が広い菅田将暉見れるの最高ですね!


以上です。ほんとに見てください

言葉では伝わらない映像美そこにマッチする音楽 美しく悲しくそんな映画なんです。