ピンクとグレー 感想⚠️ネタバレあり
これです、これこれ
正直言うと私はジャニーズが好きではない方で、こういうと言うと夜道がこわいな.....
加藤シゲアキさんがジャニーズで本を書いてること自体知らなかったんですよね。映画公開するぞ!っというニュースを聞くまでは
「ラスト62分貴方は騙される」
小説は、好きで読む方なんですが今回は原作未読で映画を見ました
いやぁ、言葉通り騙されましたよ
今日仕事なのに4時まで見てました。
凄いなぁと思ったポイントは
・原作者主演ではない
・実に巧妙な騙し方(原作未読の方のみ)
・映像美
これですね、最初は信じて疑いませんでしたよ、ちょこちょこふたりが喧嘩してると思ってたらお芝居の練習で、とかあれ?これは現実なのかな?違うのかな?と言う点もありましたがまさかもう亡くなって居たなんて
主演の方もジャニーズとは思えない演技力でした、最後狂っていくとこやごっちの幻?に話しかけるところなど。でも脇に付いてる役者さんが上手いので少し力不足かなと、もっといい役者になってくれと思いました
菅田将暉は、実はチャラ男でゲスいやつだった。ここも騙されました綺麗に だって映画の中だと思わなかったもん
死体の足を掴んで大号泣その場でカットがかかって撮影終了ここからどうなるのか、本当に飽きずに見れました
笑いながら殴られて、大号泣して、青春の爽やかな学生を演じ、最後には主人公に何をしたいかわからないが噛ませ役
どんだけ約幅が広いんだと 突っ込みたくもなりますよ
ピンクとグレーってタイトルもいいですよね
ピンクはきっと華やかな私たちが見ている画面の向こう側
そしてグレーはその人たちの裏側
でもそれだけじゃなくてどんなに親しい人のグレーな奥の部分って知らないじゃないですか?自分だって人には絶対言わない何かがあってそこもグレーなんだなと思いました。
ごっちは何がしたかったのか
「あの遺書を選ばなければよかったね」
「僕は死にたい人間で君は生きたい人間」
「他人の事なんてわからないよ」
謎のセリフが多いですねきっと原作読めば少しはわかると思うんですが
なぜそんな遺書をしかも6枚書いたのか?これが大きな謎です
憎んでた?自分と同じ目に合わせたかった?全部違うと思うんですよね。だって彼は芸能界が辛い訳では無かったから
死にたい人間と生きたい人間は、もうそのままです、自分の死をいつか何日に死ぬのか決めている人間と決めていない人間
他人の事なんてわからないよもそうですねだってあんなに仲が良かったのに彼が24で死ぬことを知らなかった、グレーな部分を知らなかった そういう事なんだろうなぁっていう解釈です
話は変わりますけど、ジッポとキャバクラのライター交換するシーンが好きなんです。有難く貰えないから交換しようって言い出す人間性とかあの雰囲気とか
実は私も芸能界関係で仕事させて貰ってます、少し
だから主人公の葛藤が凄く共感できて
菅田将暉のあの演技で胸が張り裂けそうで身を切る思いで見ていました
もう朝なんで書きなぐりですけど結論は
原作読んでないやつは見た方がいいぞ!とジャニーズ馬鹿にして申し訳ない、凄いじゃないですか.....と原作買います!!!と一つの映画でここまで約幅が広い菅田将暉見れるの最高ですね!
以上です。ほんとに見てください
言葉では伝わらない映像美そこにマッチする音楽 美しく悲しくそんな映画なんです。