まほろ駅前多田便利軒 ネタバレ有り
まほろ駅前多田便利軒以外にも 、まほろ駅前番外地も書きますけど 。
とにかくクソサブ女子って公言してる方は 、見た方がいい 、絶対。煙草吸いながらダラダラしてる瑛太と松田龍平が見れるから 。
ブロマンス代表作だと私は 、思ってます 。
ブロマンス好きも見て欲しい!
ただ見終わったあとかなりきます 、まほろ鬱ってやつかな 。
2人のバックグラウンドには 、とてつもなく重い過去が有るけど笑いも有りなんで 、温泉みたいな鬱沼(いい意味)に浸かる感じです 。
映画でドハマリして原作全部揃えましたってぐらいハマれます 、おすすめ 。
「頼まれたことは、極力引き受ける」がモットーの多田便利軒に、強引に同居してきた元同級生と多田便利軒の多田が色んな依頼を引き受けトラブルに巻き込まれていくお話しです。
ここで全く関係ないけどまほろでの大好きなセリフを一つ 。
ゆらこう(小学生のマセガキ)とまほろの2人組が車内にての会話で 、ゆらこうに子供の前で煙草を吸うなと注意された時の一言 。
多田 「美しい肺を煙で汚してしまえ。それが生きると言う事だ。」
そうなんですよ 、生きるって大人になるって少なからず汚れるし 、汚くなる 。
そんな事ないなんて綺麗事は 、この映画にはない 。だけれども綺麗なものや希望が無いなんてこの映画は 、言わない 。
ただ訳のわかんない元同級生の男がそばにいるそれで幸せ 、酒が飲めた幸せ 。
そういう事もあって 、紆余曲折を経て解決した依頼で過去の傷がいくら抉られようとも自力で何とかする 。
自力で何とかしないともうやってけ無い訳ですから 、大人になって傷を塞いでくれる人なんてほとんど居ないから 。
不思議な距離感で 、お互いの傷を舐め合う二人なんです 。